大学出た後どーする?

みなさんこんばんは


5日間のイースター休みが終わり、明日から授業でちょっと憂鬱なキョウトジンです:)



今日は海外大のさらに先、卒業後の話に関して思っていることを書きたいと思います。

この前の記事でも将来の夢について書いたように、この休みの期間なんとなく自分の夢であるとか、進路について考えていました。実際少し疲れが溜まっていて、どこにも旅行などはせず、市内でボランティアをしたり飲みに行ったりしてゆっくり過ごしていたので、ぼーっとそんなことを考えていました。


進路計画

 僕たちあらくれのメンバーも含め、海外大の学部に進学する人はたくさんおり、特別すごい選択ではなくなりました。海外留学対策塾もそこそこの年数を積んでノウハウができ、高校生だった僕も少なからずお世話になりました。ただ、その後の道は自分で切り開いていかなければなりません。自分の目標のため、夢のために海外大を選んだのでしょうから、そのためにやりたいこととやらなければいけないことを両立させながら、必死に頑張る。僕の場合は研究者としてのキャリアを築くために日々の勉強を頑張っているわけですが、その勉強の成果をどういう進路で活かすか、それを遅くても3年後には決めなくてはなりません。僕はアメリカの大学院へ進み、博士課程までとってアメリカで研究職を得るというほぼ確定した進路計画があるのですが、他の海外大学生はどうなんでしょう。


リベラルアーツカレッジ


 アンケートをとったわけではないので確実なことは言えませんが、あまりしっかりと決まっている人はいないのではないかと思います。とくにリベラルアーツカレッジ。よく言えばやりたいことを自由に決められるトップ大への進学、悪く言えば将来の方向性も決まっていないのに高い学費を払って留学。最初から全て決まっている人などいませんし、途中で変えることも全く問題ないですが、授業や課外活動の忙しさにかまけてなんとなく4年がたち、何も考えないまま卒業してしまうケースもあるのではないかと思います。


 僕の学校もリベラルアーツのようなものなので人のことばかり言えませんが、なんとなくリべカレで4年間勉強して英語が話せるようになって、日本に帰ってきて外資系コンサルや省庁などに就職、これが一番よくわかりません。海外大卒ということで英語能力を買われて入って、30歳までに年収1000万というのは魅力的かもしれません。ただ、結果としてせっかく海外大にいったのにつぶしがきく進路についたのかと、逃げ帰ってきたのかと思われても仕方のないことかと思います。


 もちろん日本に戻ってくることがダメなわけではありません。日本でいい教授がいるから、日本の方が自分のビジネスがやりやすいから、といった理由であれば逃げ帰ってきたことにはならないでしょう。ただ僕が言いたいのは4年間で身につけたのは英語能力と仕事や研究の役に立たない学位だけ、ということは海外大学部留学において最も避けたいことだということです。



Specialty

 ここまでの話から感のいい人はお気づきかもしれませんが、上のような意味のない進路に進まないために、僕はある程度早いうちからSpecialty (専門性)を絞り込んでいくことが必要だと思っています。

 

僕の場合は脳科学という分野がそれになります。

そのうちAIが単純作業は人間の代わりにやるようになるでしょうから、今まで以上に人間の仕事は細分化され、専門性が高くなるはずです。それに備え、自らの専門を極めるのは至極当然で時代の流れに沿ったことではないでしょうか。もちろん英語が喋れば日本でちやほやされる時代も終わりましたし、ハーバードやウェズリアンなどのトップ大に行けばちやほやされる時代も後5年で終わるでしょう。そうなった時には、日本に逃げ帰る場所もないでしょうし(コンサルはAIがやるから)、生き残っていくためにはSpecialtyが必要だと僕は考えています。



メッセージ

 最後に、今の海外大学生に言いたいのは「常に将来を意識し、Specialtyを探る努力をする」ということ。


これは僕自身に対する自戒でもあります。海外大にきて、授業の忙しさや課外活動で充実した日々に酔って思考停止してはなりません。そして今の高校生やこれから海外大を目指そうという人には、自分の興味や好きなことをとことん極め、ない場合は必死に探して欲しいです。僕は小さい頃から一つのことに打ち込んできた人、たとえばフィギュアスケートや虫の研究などをやってきた人たちが本当に羨ましいし、今の時代に必要な人材であると思います。


 ただそういったものがないとしても諦める必要はないですし、大学入学前に見つける必要もないと思います。そういった人はリベラルアーツカレッジに行くことをおすすめします。しますが、周りに流されないようにしましょう。日本にいた時のコネで夏休みはよくわからないつぶしのきくインターンをやっている日本人もいるでしょうし、他の国の人もなんとなく勉強や課外活動だけ頑張っている人もいるでしょう。その人たちと仲良くするのは問題ないですし、起業するにも何をするにも仲間は必要です。ですが、自分の道を早めに決め、その道を突き進んでいきましょう。


 リベカレでもうすぐ1年生が終わるキョウトジンからのメッセージでした。。。



それではおおきに〜

キョウトジン

あらくれ者のじぶんごと

私たちは「あらくれ」です。メンバー全員が荒くれた海を進む船のような人生をこれまで歩んできたことから、そう名付けました。全員が海外大への学部進学という道を選び、世界中で様々なことに挑戦しています。本ブログではその様子を日本に住む高校生や留学に興味を持つ人たちへ発信し、わたしたちの記事によって視野を広げてもらうきっかけになればと思っています。

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