Yappieって言葉、知ってますか?

みなさんこんばんは


2年生1週目の授業を終え、すでに疲れているキョウトジンです;(




今日はあるYoutubeの短編ドラマにインスパイアを受けたので、それについての記事を書いてみたいと思います。

タイトルは"Yappie(Young Asian Professionals)"で、もともと20代後半、30代前半の都市部に住むエリートサラリーマンを表すYuppie (Young Urban Professionals)をもじった言葉で、ソフトエンジニアや医者、弁護士など成功した若いアジア人のことを表しています。このYuppieという言葉はあまりいい意味ではなく、成功した嫌味なやつという感じの意味で使われています。




29歳の主人公はソフトエンジニアとして働くいわゆる"Yappie"で、金銭面では何一つ不自由ない生活を送っていますが、あるデートをきっかけに自分が「安パイな・安全な」生活を送っているだけなんじゃないかと気づき、自分の殻を破ろうと奮闘するというストーリーになっています。



Wong Fu Productions というアジア系アメリカ人による動画制作グループによる短編シリーズで、全5話、合わせても1時間半ほどなので時間があればぜひ見てみてください。



このYoutubeチャンネルに関して少し話しておくと、彼らは主にアジア系アメリカ人の恋愛に関するビデオを作っていて、アメリカの大学に通うアジア人として共感できるところが多く最近ハマっているYoutubeチャンネルの一つです。



ここからはできるだけネタバレをしないようにしながら、この短編ドラマをみて思ったことを書いていきたいと思います。


1. Yappie Life

前回の記事と重なる部分もあるのですが、僕は今勉強をしっかりと進めていき、将来成功してお金に不自由のない生活を送ってやろうという目標があります。住む場所はアジア人が多いカリフォルニアで、企業の研究員なんて年収が高くて良さそうだなとか思ったり。(平均年収10万ドルぐらい)



ただ、それってYappieじゃないかなと、ドラマをみながら思ってしまったんですよね。





たしかに僕の専攻である神経科学でPhDを取り、アメリカの企業に研究員として雇ってもらえれば、海外旅行にビジネスクラスで行けるぐらいはもらえます。ドラマの中にもよく出てくる言葉で"Comfortable(快適な)"生活が保証されると言えるでしょう。



ドラマの中に出てくる主人公の友人たちもそうですし、僕も思うのですが、その"Comfortable''な生活が悪いとは思いません。


自分の生活のために安定を求め、その環境を維持するのは何も悪いことではないと思います。むしろ、大学で良いGPAを保ち、必死に論文を書き上げなければそういった職にはつけないことを考えると、むしろそんな生活を送らないと割りに合わないとも言えるかと思います。




2. Not Yappie Life

ですが、そんな生活がつまらないんじゃないかと思ってしまう自分もいます。



少ない給料でもいいので大学で必死に研究を続け、世界的な成果を出し、ノーベル賞をとるといった成果を出す方が素晴らしいと考えることもできます。また、リスクの大きい選択肢ではありますが、自分の専門を使って起業し、FacebookのマークザッカーバーグやTeslaのイーロンマスクのように大成功を収めるといったスリリングな人生も楽しいかもしれません。



ドラマの主人公やその友達のYappieたちも、若い頃は「世界を変えてやるんだ!」という熱意を持って勉学に励んでいたようです。



それを失うことなく、人生をかけて研究に取り組んだり、新しい技術を開発することに全力を注ぐのがより良い人生なのかもしれませんね。



3. まとめ

ここまで、Yappieとそれに対するアグレッシブな、時には”Uncomfortable”な人生とを二つに分けて見てきましたが、正直なところどっちがいいのか僕はわかりません^^;



間違いなく僕は学部4年間のあとはアメリカの大学のPhDプログラムに出願し、PhDの学位を取得すると思います。(もちろんそれ自体にも大変な努力が必要ですが。)しかしその後のことはまだわかりません。




これから大きく価値観が変わることもあるかもしれません。学生中に子供ができたりしたらお金のことをすごく気にしないといけなくなるでしょうし、すごく尊敬する教授に出会えたらその人の研究室で研究を熱心に行うかもしれません。




そう考えると自分の人生はまだまだこれからだなと痛感します。




このブログを見ている方にもそういった自分の人生設計に悩みを持つ人がいるかもしれません。そういった方に僕がアドバイスをするとすればあまり先のことを考えすぎないようにすることが大事だと、決断するときはいずれくるのでそれを待つべきではないかなと言いたいですね。





このあたりで自分の将来の可能性を見据え、勉強に戻りたいと思います:)


キョウトジンでしたー

あらくれ者のじぶんごと

私たちは「あらくれ」です。メンバー全員が荒くれた海を進む船のような人生をこれまで歩んできたことから、そう名付けました。全員が海外大への学部進学という道を選び、世界中で様々なことに挑戦しています。本ブログではその様子を日本に住む高校生や留学に興味を持つ人たちへ発信し、わたしたちの記事によって視野を広げてもらうきっかけになればと思っています。

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