みなさんは短編小説を読んだことはありますか?
星新一あたりが有名どころでしょうか.
短篇小説は多くの場合, 最後に屯田返しが起こります.
これがたまらなくてなんども読んでしまう短篇小説.
さて, 「名もなき遊び」は短篇小説を造る疑似体験ができます.
さっそくやってみましょう.
1. 身の回りの名詞を下のようにかき並べます.
2. これらの単語をランダムに繋げます.
ex) 「消しゴム男」「寒がりなかき氷」「たぬきの夏」etc...
3. できた言葉で即興の物語を考えます.
「消しゴム男」(Manami Ver.)
全身が消しゴムの男. 昭和から平成初期までは全世代, 男女問わず大人気だった.
毎年がモテ期.
しかし, 平成の終わりが見えてきたあたりから歯車が狂い始めた.
気づけばカバーの上にうっすらと積もるホコリ.
コンビニや文房具店の消しゴム売り場は縮小され, それでも在庫が切れることのない人気のなさ.
一昔前の誇りは跡形もなく, ただただ窓の外の, 何年も変わらない青空を眺めるだけ.
そう.
何十年も続いた消しゴム男のモテ期はついに終わり, 恋敵が現れたのだ.その名もパソコン男.
素早い操作と単純作業が自動化され, 煩雑な作業から解放された人間たちにとっては白馬の王子様.
元あった消しゴム売り場が携帯充電器やイヤホンに置き換えられ, 我が物顔で「元消しゴムコーナー」に踏ん反り返っている.
なんとしてでもこの恋愛氷河期を終わらせるためにー
平成最後の夏, 王者の座を奪還する消しゴム男の物語がついに始まる!
こんな感じで即興で物語を作ってみると面白いですよ^^
みなさんから「消しゴム男」の続きの物語を募集します!!
読むのが楽しみです^^
Manami
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