英語で学ぶ理系科目シリーズ Ep2. "Organelles"

Hello, guys!!!



ということでご無沙汰しております。

キョウトジンです。


この「英語で学ぶ理系科目シリーズ」、長らく更新が途絶えておりました。


久しぶりに帰ってきた今日は、前回も言っていた通り、Organelles (細胞内小器官)について解説していきたいと思います。




まずはみなさん、Biologyは好きですか?




僕は大好きです。

なぜなら、学べば学ぶほど生物の仕組みは驚くほど複雑で、私たちヒトの体でさえわかっていないことがたくさんあるんです。その奥深さにもうすでにワクワクしている人はぜひ大学で生物を専攻してください。



反対に、その魅力が今はわからないという人に対して僕はこの記事を読んでほしいと思っています。


生物が全くわからない、という人でもCell(細胞)が the main units of organization, 生物の主な構成要素であることはご存知かと思います。


どんなorganism(生物)も cellを持つということです。


そしてcellがtissues(組織), organs(器官)を作ります。

Organismやtissuesが集まってorganism(生物)となり、

Organismがpopulation(個体群)を作り、

Populationがspecies(種)を形成し、

Speciesがecosystem(生態系)を構成して、

Ecosystemの全体がbiosphere(生物圏)になります。



私たちが想像もつかないほど複雑な世界を我々は生きているのです。


どうですか?ワクワクしてきましたか???



カセイジンは宇宙に飛び出していますが、僕は大気圏内ですごくワクワクしています。(もちろん大気圏外にもワクワクしています。)


ただ、これを全部話すだけで本が書けてしまいます。それも広辞苑以上に分厚い本が。


なので今日はcellだけに注目して話を進めていきたいと思います。

Cellが何からできているのか、見ていきましょう。



この上の画像はEukaryotic Cell(真核細胞)の細胞内を模式的に表した図です。EukaryoticとはNuclear envelope(核膜)を持ち、その中にDNAなどのgenetic materials(遺伝情報)が収納されている細胞のことです。反対に下のProkaryotic Cell(原核細胞)はnuclear envelopeを持ちません。Prokaryoticの細胞小器官はEukaryoticに比べて種類が少ないので割愛します。


そしてこれがEukaryotic cell, 特にanimalつまり動物の細胞です。




かなり複雑ですね。

一つずつ解説して行きましょう。

Nucleus(核):contains genetic information, 遺伝情報

Ribosome(リボソーム): Protein synthesis, タンパク質合成

Rough Endoplasmic Reticulum (Rough ER)(粗面小胞体): Protein synthesis and Protein transport, タンパク質工場、輸送担当

Smooth ER(滑面小胞体): Lipid synthesis, 脂質合成

Mitochondria(ミトコンドリア): ATP/Energy production, エネルギー合成工場

Golgi apparatus(ゴルジ体): Protein modification, タンパク質修飾

Vesicle(小胞): Protein transport, タンパク質輸送屋

Lysosome(リソソーム): Breakdown and recycling, 細胞内の掃除屋、自食作用

Peroxisome(ペルオキシソーム): Breakdown by oxidation, 酸化によるお掃除屋

Plasma Membrane(細胞膜): maintain the intracelluar environment, 細胞内環境の維持、細胞内外を隔てる膜

Centrosome/ Centrioles(中心体): Used in cell division, 細胞分裂の時に使われる

Cytoskeleton (Microfilaments, Microtubules, Intermediate filaments)(細胞内骨格): support structure and movement, 細胞の形の維持、細胞自体の移動

とまあざっとこんな感じで...


植物はPlasma membraneの代わりにcell wall, 加えてchroloprast(葉緑体、光合成を行う)を持ちます。



もちろんいきなり全部覚える必要はありません。


僕もきっちり覚えているかと言われると怪しいですし...^^;


ですが、高校生、大学生で生物を習っているという人は、細胞内小器官を習った時にこのページに戻ってきてください。


英語でも一緒に覚えてしまいましょう。




これより細かくなると、DNAやPlasma membraneの二重構造などはmolecules(分子レベル)の話になってきます。


ただ、その話をするには分子や原子の話を理解しておかないといけません。


なので、来週は化学、特にMoleculesやatoms(原子)の話をしたいと思います。


そしてその後、DNAやProtein synthesis(タンパク質合成)の話を解説していこうと思います。




それではまた来週〜

キョウトジン

あらくれ者のじぶんごと

私たちは「あらくれ」です。メンバー全員が荒くれた海を進む船のような人生をこれまで歩んできたことから、そう名付けました。全員が海外大への学部進学という道を選び、世界中で様々なことに挑戦しています。本ブログではその様子を日本に住む高校生や留学に興味を持つ人たちへ発信し、わたしたちの記事によって視野を広げてもらうきっかけになればと思っています。

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